2018年8月21日火曜日

ハチやマダニに注意

朝晩、少し涼しくなってきましたね。
これからの季節、バーベキュや登山・ハイキングなどで山へ行かれる方も多いのではないでしょうか。
そこで、気をつけていただきたいのがハチやマダニです。

ハチの中でも凶暴なスズメバチは巣の近くを通っただけでも襲ってくるので要注意です。
ハチは黒い色を執拗に攻撃したり香料で攻撃性が増すと言われていますので、
白っぽい服で長袖・長ズボン、つばの広い帽子、香水はつけないなど注意してお出掛けください。
また、キイロスズメバチやアシナガバチの種類も人家の軒下などに巣を作ることがあり、不意に襲われる危険がありますので注意が必要です。

ハチに刺された場合、水などで冷してステロイドを外用します。
ただし、刺傷2回目以降は呼吸困難や血圧低下をおこすアナフィラキシー症状でることがあります。こんなときはすぐに医療機関へ受診してください。


マダニは吸血を始めると口器を刺入して数日間吸血し続け、発見時10ミリくらいになっていることもあります。
咬まれたとき無理に取ると、途中で切れて口器が皮膚に残りしこりになるので注意が必要です。

最も危険なのはマダニからうつる感染症です。
日本では、日本紅斑熱・ライム病・重症熱性血小板減少が知られています。
重症化すると死にいたることもあるので危険です。
マダニの生息しているような野外での活動後に、刺された部位周辺に赤い発疹が同心円状にでたり、発熱・全身倦怠感などの症状がある時は医療機関を受診してください。

マダニ感染症にならないためには、マダニに咬まれないことが大切です。
野山へ出かけるときは、長袖・長ズボン、首元・手首・足首を覆う、帽子、手袋をして
露出を少なくしましょう。
帰宅後、マダニに咬まれていないか入浴時にチェックしましょう。
「虫よけ剤」を使って寄せつけないようにするのも大切です。

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