【栄養療法】夕方のイライラを解消するには

 子育て中のお母さんに割と多いのが、夕食を作っているときに、イライラしてしまうというお悩みです。

 

イライラしやすい原因には、大きく分けると①亜鉛不足、②低血糖の2つがあります。
ホルモンバランスの影響でのイライラには、銅過剰による亜鉛不足がかかわっています。
 
一方で、夕方のイライラや不調には、低血糖が大きく関わっています。

この症状、甘いものやカフェインがやめられないという方ほど要注意です！

 

 甘いものやカフェインを身体が切に欲している状態というのは、メンテナンスの行き届いていない車の燃費が悪くなっている状態と同じです。
 
 とりあえずのエネルギーだけ投入しても、血糖が急に上がった後は、必ず低血糖になるし、身体に鞭をうっている状態なので、根本的な解決にはなりません。

 

 ただ、甘いものにもカフェインにも依存性があるので、よくないと分かっていても実行できない方も多いんですよね。

 ですが、元気に美しく健康になりたい、穏やかに過ごしたい、子どもにはちゃんとしたものを食べてほしいと思っている方ほど、ここは頑張って取り組んでいただきたいところです。

 
甘いものを食べるお母さんの姿を子供は見ているので、当然子どもも甘いものを欲しがりますよね。

 子供の場合は、口にしたものが成長や成績に直結していきますので、もし子供の食生活を変えたいと思っているのなら、まずは親から変わりましょう。

 

お母さんが元気になると、子供が多少だだをこねても耐えられるように強くなれます。
 

 
はじめの1～2週間はつらいかもしれません。長い目で見ると、お母さんも元気に幸せになり、家族みんなが幸せになります。

 間食には、おだしやお味噌汁、唐揚げ、ゆで卵、するめいか、ミートボールをつまむことがおすすめです。

 働いている方は、水筒におだしに葛粉を溶かしたものを入れて、ちょこちょこ飲むのもおすすめですよ。

 おだしにはアロマ効果もありますし、ほっとします♪

今は、無添加で化学調味料不使用のだしパックも売ってっていますので、手軽につくれますよ。
 私も勤務の時はよく持参して飲んでいます。

 

※注意事項※

ただし、低血糖症状の強い方がいきなり断つと危険なこともあります。
一度栄養療法外来でご相談くださいね。

サプリメントはオンラインショップでもご購入していただけます。
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